昨日は暇したので、藤沢まで歩いた。計六時間歩けた。スニーカーで行ったのが間違いで、両足の親指に水疱ができた。OKスーパーでおむすびを三個、ドラストで卵十個を買ったほか何も支出がなく、やはり月十万円で満足して暮らせることを毎日確認して安心している。あまり稼ぎたくないとの思いを、踏み締めるように固めている。
社会科学について勉強している。昨日も歩きながら、経済の役に立たない数理モデルを考えていた。数をプログラムにできる現代では、何かの役には立つのかもしれない、とは思う。役に立たないことをするのほど、楽しいことはない。私にはふんだんにネタがある。月十万円もあれば畢生楽しく暮らせる。これほど確かな私実は、やはり、ない。
何も悲観することがない。日本に対しても、経済に対しても、平和についても。なんだかんだうまくいく、という意味ではなく、現に大丈夫なままだから、真に大丈夫だということだ。何か問題として議論されていることは、どこかから湧いて出た話題に過ぎなくて、それらに乗せられ騙されないように知識を持ち、見識を身につけなくてはならない。
騙されないでいられれば、何も憂慮せずに生きられる。作られた問題に悩まされるのはもうやめた。うまくできた制度は賢く使わせてもらい、ある程度しか依存しなくていいように散らし、少しずつ分散して所有しておけば、何があっても大丈夫。願わくば私も、特に暗号数学界隈の闇を暴く書籍を出版したいと考えてはいる。