昨日はペンテコステであり、礼拝で聖霊の歌を賛美した。身体は朽ちるもので大体いつも空っぽだが、霊を祈り求めることで入ってくることがある。これをスピと言って怪しむ人は日本には多いが、実際そうなるので、私は物理現象だと常々考えている。信じるということの先にある現象だとすれば分析も実験もできよう。愛餐会と歓談の後、その足で今月の買い出しに二軒、梯子した。
一度帰宅し、今月から働く家庭教師スクールへ場所の確認に行った。というのも、帰路に、鍼灸院と整骨院と接骨院があり、そのいずれかに通ってみようと思っている。私は脳の症状を西洋医学で二十年かけて抑え込んだのだが、副作用が辛く、人生の質を損なうものだった。主治医には収入が安定したら漢方を希望します、と伝えてある。西洋の単一物質薬ではどう作用もできない領域が、人体にはある、と、とても思う。
不惑を手前に、生活のマイナーチェンジを進めている。スーパーでは半額品しか買わず、個人経営の商店で食材を買っている。商店街でもよく買う。安い時はとにかく安いし、特売品にはよく出会すし、何より、品が良く、おいしい。また、洋服を修繕してもらっている。テーラーを店名に掲げる洋品店が近所にあり、老紳士がお直しを営んでいる。すでに二件お世話になり、顔見知りになった。一昨日、もう一着、裾縫いを依頼した。五百円でやってくださるという。
大手小売店や、有名なブランドや、新品を買うことを、しなくなった。代わりに、地域に昔から根差したお店にお世話になっている。捨てるごみも半分ほどに減った。西洋の科学を追究し続けた二十年だった。今はそれだけでは限界があるかのような状態で、すでに他の世界で解決策があるのだから、それを積極的に利用して生きていこうと考え直している。昨晩は枸杞の実で煮た白湯で緑茶を淹れ、蜂蜜を少し加えつつ健康動画を見てから就寝した。