今は日が更けて午前二時。妻は旅先で泊まっている。昨日貰ったお小遣いは三万円なので、三十で割って千円使うべく、近場の商店街で中華料理を食した。冷やし担々麺、上品な逸品。以前、隣のマンションで地上階にごみが散乱しているのを相談し、君が掃除したら二度同じことをやりかねない、と諭していただいた、知恵の豊富な店主。店の風格を感じる料理だった。一応、マンションは流石に綺麗になっていた。
満足安心して微笑を浮かべ、しかし怪しまれず無事帰宅し、動画を二本作ったら眠くなり、八時間安眠、二十三時に起床。食事、入浴し、今である。昨日は食事前に、横浜駅のハローワークで就労相談してきた。消費について相談した。お金を使うだけが社会貢献でない、と理解でき、安心した。私はお金を使いたくなく、稼ごうとしない、だが、社会貢献はレバレッジをかけてでも大いにしたい。知識の無償提供なり、ボランティアを今後も続けに続け、暇のある人が新規事業も出来るよう、役立ちたいと思う。
懲りず、何冊か本を出して見たいと思うふしはある。売れなくて良い。電子で出しても良い。自費ならばお金が足りないので、もう少し貯めたい。数理科学の研究をまとめた本、インターネットの倫理の本、そして文学。文学については、今まで作ってきた話を総集したものを考えているが、まだ出過ぎた考えだ。主題は一貫している。毒抜きだ。文学作品から狂気を排除し、新規な狂気が戦争や犯罪を生んできたきらいがあると考えるので、私はそれを倫理で糺したい。そういう文を書く資格はある気はする。
そういうわけで、書く時を寝起き時刻に設定、文献を二千冊収集、読む時間を午睡前に取るとすれば、再就職後も暇資を潰せる。再投資になる。少なくとも今は、投資殖財に動機がついたので、本はぼちぼち書いて出版する事業を始めたいと思う。紙の本になることは考えられないが、実現しない話でもない気はする。何かで有名になることを極度に恐れている。善いことだとどうにも思えない。しかし、ある面ですでに有名になってしまっている感もなくはないので、それをも正す内容も本に書いたら喜ばれるかもわからない。