二〇二五年五月二十五日号

昨日はIKEAへパソコンスタンドを買いに歩いた。洗濯バサミも買った。帰りにサロンで長話しし、ソプラニストがいたので二、三曲披露した。私が詞を振った歌だ。バッハだったが意外と知られなかった。オペラが専門だから別なのだろうか、私はヴェルディをあまり聞かない。帰宅し、バッハのレクチャーを動画で視聴するが、信仰のないピアニストが誤った解釈を披露するだけで聞き伝ならなかった。

一昨日ベトナム食材店で買った生ピーナツをオリーブオイルで炒り、蝦塩を振ったものが実に美味しく、小皿を一回おかわりしてしまったので、腹に来てしまい、養命酒を倍飲んだ。蕎麦に白菜煮を掛けて食した。愛餐会に持ち寄る品を午前中に作ったが、冷蔵室を開けて味見すると、なかなか決まっていた。玉葱味噌である。細胞壁を壊し、飴色に炒め、味噌を麹:白:赤を3:1:1で混ぜたものに鰹節を振ったものだ。

夜分に、アルバイト応募先のうちの一つで採用が決まった。口座情報を平日に入力する。どのくらい簡単に稼げるのか不明だが、六月中は失業給付を勘案した上で入れに入れ、生活予定費に五万円上乗せしたい。とても楽しそうでわくわくしてしまい寝付けるか心許ない。アルバイト生活を一度してみたかった。結婚前の時期に一度体験したが、体調が悪かったのと倉庫の轟音で一日も持たなかった思い出がある。

来月のクレカ支払いを三十六ヶ月払いにしてみた。計算上、八月まで月四万円で暮らせば、六月に五万円稼ぐだけで余裕がある。それに、七月に就職したら資金の余裕は自分で保証できる。妻に借りている三万円も数倍で返せる、と妻に言ったら、そのまま三万円で返せばいいよ、と言ってくれる。いつも十一で貸すと言っていたのは優しい冗談だったのだ。妻は優しい。夫として甘えてはいけない。独り立ちしないと。


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