二〇二五年五月十二日号

自分が本当はウェブが嫌だと知った。ウェブを始めた十七歳のころ、単にウェブについて知っておきたい、と考えたからにすぎない、と思い出した。つまり、私はウェブでつながろうとなんて一回も思ったことないし、ウェブでなんかしてやろうと思ってもいない。ただ倫理的に悪なコンテンツを潰しにかかりたかっただけだ。この一年で浄化活動したつもりだったが、今は満足した。

私の半分の人生は、数学の問題の解決と、いかに一人でいる環境を作るか、だった。自分を見失うほど追求できたのは、両親、家族、地域、知識人たちに深く感謝している。今は、教会、NPO、サロン、事業所、ボランティアなど、地域に両手で数えきれない数の団体とつながりができた。活動中ばかりではないけど、思い出はたくさんあるし、面白い方ばかりだから、お会いしようと思えば連絡できる。

ただ、私はずっと日記をつけてきた。それを公開もしてきた。私秘しないのは、人の日々の考察を読ませる状態に置くと、読者は心が豊かになる、というゲーテの言葉による。つまり、部録記事は手紙の属性を持つ。ずっとそれで私は書いてきた。多くの人が、私の記事を読んで、感動や感慨や感銘を受けたと言ってくれた。私はそれで満足しきりな毎日だから、これからも続けていきます、はい。

お金儲けに興味ないのが、夫として立場がない最大の理由であるが、おそらく唯一の理由だ。お金が少ないので、余裕と時間が持てないが、心のゆとりは好きな時に作れるし、時間もあるし、仕事を軽くして生きるつもり。いかにお金を多く持たずに、余裕と時間を持って生きられるか、という問題にゲームを設定している。誰がなんと言おうと、もうそれほど気にしない。自分の考えを持ててきている。


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